マルチクリエーターで、『はいよろこんで』の大ヒットし大ブレイクした、こっちのけんとさん。
『紅白歌合戦』にも初出場を果たし、2024年に大活躍しました。
菅田将暉さんの弟であることも話題となりましたね。
以前から公言していた「双極性障害」の病状が悪化したとのことで、活動をセーブすることを発表されました。
大活躍していた、こっちのけんとさん。
持病を抱えながらの活動は大変だった思うわ。
環境の変化や、自分の置かれている状況も
影響しているかもな。
今回は
- こっちのけんとさんの双極性障害になった原因3選
- こっちのけんとさんの生い立ちについて
- こっちのけんとさんの今後の活動による影響は?
について、まとめていきます。
こっちのけんとさんの病気は双極性障害!
【レコ大🎤】
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) December 30, 2024
最優秀新人賞こっちのけんとが受賞💐
「生きていてよかった」
兄・菅田将暉の名出さず、妻へ感謝✨️https://t.co/YN1JehOpRp#こっちのけんと #レコード大賞 @TBS_awards pic.twitter.com/Z1eBL7ox9Q
こっちのけんとさんの病気は双極性障害です。
双極性障害とは?
躁状態(異常に高揚した気分)と抑うつ状態(気分が沈んでいる状態)が交互に現れる病気です。
適切な治療が行われないと、生活の質が大きく低下すると言われています。
また、一度症状が安定しても再発してしまう恐れもあります。
躁状態
躁状態は、以下の通りです。
- 異常な高揚感:極端に気分が良く、エネルギーが高まる
- 過剰な自信:自分の能力や判断に対する過信が見られる
- 活動の増加:仕事や趣味に対する興味が急増し、活動的になる
- 睡眠の減少:睡眠時間が短くても疲れを感じない
- 思考の速さ:考えが次々と浮かび、話すスピードが速くなる(多弁)
- 衝動的な行動:無謀な行動やリスクの高い決断をすることがある(無駄使いや危険な運転など)
- 注意散漫:注意散漫になり、集中力が欠ける
抑うつ状態
- 自殺念慮:自殺を考えることや、実際に自殺を試みることがある
- 気分の低下:持続的な悲しみや無気力感
- 興味の喪失:以前楽しんでいた活動への興味が失われる
- 疲労感:常に疲れを感じる
- 睡眠障害:過剰な睡眠または不眠が見られる
- 食欲の変化:食欲が減少または増加し、体重の変動がある
- 自己評価の低下:自分に対する否定的な感情や罪悪感
- 混合状態:躁状態と抑うつ状態が同時に現れることがあり、非常に不安定な状態になることがある
双極性障害の症状は個人差があり、症状の重さや頻度もさまざまです。
一度は病状が軽快したものの、大ブレイクして大きく環境が変化し、多忙を極めたこっちのけんとさん。
そのために、病状が悪化し、休養を要することになったのではないでしょうか。
発症するきっかけはさまざまよね。
無理せず、活動してもらいたいな。
こっちのけんとさんの双極性の原因は?
こっちのけんとさんの双極性の原因は?について、以下であることの可能性が考えられます。
会社員時代
こっちのけんとさんは、駒澤大学卒業後に会社員として働いていました。
2020年に「うつ病」と診断を受け治療していましたが、その後に本当は「躁うつ病」であったことが判明したと言われています。
その後、働き続けることが難しくなり、退職されています。
菅田将暉の弟であるプレッシャー
こっちのけんとさんが中学生の時に、兄である菅田将暉さんが俳優として活躍します。
自分の兄が俳優として活躍していることを嬉しく思い、鼻高々だったこっちのけんとさん。
それが逆に「調子に乗っている」と思われてしまい、気がついたらいじめにあっていた、という事実を取材で語っています。
「ゴミ箱から筆箱が出てきた日から『菅田将暉の弟』といわれる怖さを体感するようになった」
その後も、周りから
「菅田将暉に会わせろ!」
「サインが欲しい!」
などの、度重なる要求にめんどくさくなり、無視していたそうです。
高校では、菅田将暉の弟ということは知られていないと思っていたようです。
しかし、自身でエゴサしたときに、菅田将暉の弟であるこっちのけんとさんについての書き込みを見つけてしまった。
そこから、兄である菅田将暉さんの顔に泥を塗らないようにと、自身を偽るようになったんだとか。
歌手デビューと大ブレイク
デビューして、「はいよろこんで」や「ギリギリダンス」など大ヒット曲を生み出したこっちのけんとさん。
ところが、この曲を生み出すきっかけが、自身の精神を病んでしまうことになったと語っています。
「はいよろこんで」という言葉は、“人のために役立ちたい”という思いに加えて、気が付いたら自身をないがしろにしていたことも。いい言葉だけど、実は、裏で自分を犠牲にしているような言葉を、楽曲にできたことは僕のなかですごく大事なモーメントになっています。人生を変えた1曲です!
このように語っていますが、友達の誘いや仕事の依頼も『はいよろこんで』と受けていたそう。
この言葉が、精神を病むきっかけの入り口になったと言っています。
こっちのけんとさんは、自身の病気について前向きに捉えているエピソードがあります。
躁うつは、テンションが高すぎたり低すぎたりする症状がある病気でして、安定しないんです。どうしても落ち込んだりする。ただ、それが僕にとってはラッキーなんですよね。楽しい人生を歩めるし、楽曲として曲にできるのはすごく嬉しいです。
自身の病気を前向きに捉えて、楽しんでいるこっちのけんとさん。
すごい方だなと感じました。
病気を前向きに考えるなんて、すごいわね!
乗り越えてきたから、今があるんだな。
こっちのけんとのプロフィール
こっちのけんとのプロフィールは、以下の通りです。
本名 | 菅生 健人(すごう けんと) |
生年月日 | 1996年6月13日 |
年齢 | 28歳(2025年1月現在) |
出身地 | 大阪府箕面市(みのおし) |
学歴 | 駒澤大学 |
ジャンル | J-POP |
職業 | マルチクリエーター |
大学入学時に上京、家賃を節約するために兄である菅田将暉さんの家に同居させてもらう形で一緒に生活していたんだとか。
大学ではアカペラサークル「鳴声刺心(めいせいししん)」に所属。
アカペラの大会で、2年連続優勝する実力の持ち主。
音楽が生きがいであったこっちのけんとさんですが、後に菅田将暉さんも歌手としてデビューされます。
この時に、音楽まで兄に取られてしまったと、怒りが沸いたと語っています。
しかし、間近で役者である兄の忙しさやストイックさを見ていたため、兄である菅田将暉さんのことをとても尊敬していると話しています。
自身の生い立ちやいじめ、偉大な兄の存在が気づかないうちに、自分を追い込んでしまったのかもしれませんね。
今後の活動による影響は?
今後の活動による影響は?について、病状がまた安定したときに、表舞台に戻ってくるのではないでしょうか。
こっちのけんとさんは、病気については前向きに捉えています。
今後も、病気と共存しながら、音楽活動を続けていくことでしょう。
また、すばらしい楽曲に期待したいですね。
まとめ
こっちのけんとさんについて、まとめました。
双極性障害になった原因は以下の3つと考えます。
- 兄の存在によるプレッシャー
- 会社員時代のストレス
- デビューし大ブレイクしてからの急激な変化によるもの
今回の活動セーブ発表は、少し残念ですが、音楽は続けるとのことで安心しました。
また、表舞台にかえってくることを期待したいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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